第129回中国輸出入商品交易会(広交会、オンライン開催)の展示即売が活況を呈している。安徽省金寨県の双豪工芸品有限公司は欧米の取引先から多くの注文を獲得した。同社が生産するハンモックや屋外ブランコなどの製品が欧米市場で好評を博しており、前回の広交会での成約額は50万ドルにのぼった。
同社と同様、多くの企業が広交会の「農村振興」特別エリアを利用し、世界各地に商品を販売している。
中国対外貿易センターの徐兵副主任は「広交会が農村振興特別エリアを特設したのは、企業の無料出展を支持し、貧困地区の企業の国際的なマーケティング能力を高め、その国際市場開拓を支援し、産業のシフトチェンジ・グレードアップを促進するためだ」と述べた。
情報によると、今回の広交会の農村振興特別エリアには22省・自治区・直轄市の1160社が出展しており、無料の展示ブースが1463カ所設置されている。商品は主に食品、特産品、編み物、藤鉄工芸品、建築装飾材料など。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月19日