統計によると、中国は毎年100億級のCO2を処理しなければならない。CO2を大幅に削減するグリーンなイノベーション技術が必然的に好評を博す。CO2排出削減の負担を資源を増やすグリーンな循環型の技術に変えることは、間違いなく新たなブルーオーシャンになる。
カーボンニュートラル関連銘柄の注目度が最近、上がり続けている。鉄鋼、非鉄金属、コンクリート、環境保護が市場の投資の焦点になっている。
IT企業を始めとする新経済は、中国経済発展の一つの見所だ。カーボンニュートラルの促進において、電力・工業・交通・重点製造業の国有企業と中央企業が排出削減の主力軍になるが、IT大手の存在も不可欠だ。
テンセントは今年1月、カーボンニュートラル計画の開始を発表した。科学技術によりゼロ・エミッションの実現を支えるとした。また欧州で一部の火力発電所と提携しており、スマートな火力発電所を建設するという。アントグループも3月12日の「植樹節」に、2030年にカーボンニュートラルを実現し、サプライチェーンや出張などのグループ外の出処からのCO2排出を完全になくすと発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月18日