ブルームバーグのウェブ版は5月18日、イーロン・マスク氏のツイッターによりビットコインの価格が下落し続けていると伝えた。彼の個人資産も同じ動きをしている。
記事によると、17日、同電気自動車メーカーの株価は2.2%下落し、同社CEOの世界2位の富豪の地位はフランス・ルイヴィトングループのベルナール・アルノー氏に移った。
近頃、マスク氏は不安定な時期を迎えている。先週、マスク氏はツイッターに「テスラはビットコインによる支払い受け付けを停止する」と書き込み、ビットコインの価格は15%暴落した。また、彼はドージコインを支援する投稿もしており、以前、このデジタル通貨の開発業者と取引効率を高めるために協力しているとツイッターに書き込んだ。
週末、テスラはビットコインを売却する可能性を示唆し、マスク氏は再び深刻な破壊をもたらした。その後の17日には、「同社にそのような行為はない」とツイッターで明らかにした。
マスク氏の個人資産は今年に入って約91億ドル減少し、ブルームバーグ・ビリオネア指数で減少幅が最大の富豪となった。 一方、ルイヴィトン傘下の高級品は中国とアジアその他の地域で売り上げが激増し、アルノー氏の個人資産は約470億ドル増えて1612億ドルに達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月20日