年収は前年比125%増の9億元超。これは昨年、20弱の香港地区系ハイテク創業チームが広東省東莞市の松山湖国際ロボット産業基地で手にした成績だ。
松山湖国際ロボット産業基地は香港地区・東莞連動協同革新の縮図だ。湾区内の資源や人材などの要素が集まり、東莞で新たな発展チャンスを生み出している。
2014年に設立された松山湖国際ロボット産業基地は、香港地区・大陸部・世界の大学、研究所、サプライチェーン川上・川下などの資源と結びつき、松山湖の恵まれた地理的メリットと産業の強みを利用し整ったロボット生態系を構築した。大陸部・香港地区・世界のロボット及びスマートハードを見据える創業の場になった。
松山湖国際ロボット産業基地は香港地区の多くの創業チームを集め、これに伴い多くの大陸部のスマート製造企業が集まった。基地は昨年まで80社の創業企業をインキュベートしており、累計生産高は35億元超にのぼっている。東莞スマート製造の輝かしい「名刺」になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月29日