経済協力開発機構(OECD)は31日、最新の世界経済見通しを発表した。今年と来年の世界経済成長率の予想値を引き上げると同時に、今後の世界の回復は依然として不均衡と警告した。
見通しは、世界経済の今年の成長率を今年3月の予想値の5.6%から5.8%に引き上げた。来年の成長率は4.0%から4.4%に引き上げ。しかし見通しは、今後の世界の回復は依然として不均衡であり、新型コロナウイルスワクチンの接種状況、公衆衛生及び財政支援策の有効性によって左右されると指摘した。
見通しは、今年の米国の経済成長率を6.9%、ユーロ圏を4.3%、日本を2.6%、中国を8.5%、インドを9.9%と予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月1日