世界の貨物貿易が回復を維持

世界の貨物貿易が回復を維持。

タグ:貨物貿易

発信時間:2021-06-02 14:09:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 世界貿易機関(WTO)が28日に発表した最新の「貨物貿易バロメーター」によると、世界の貨物貿易は昨年第2四半期に新型コロナウイルスの影響で短期的に激減した後、2021年に回復を維持する見通しだ。


 WTOが定期的に発表している貨物貿易バロメーターは、国際貿易の総合的なトップ指標とされている。今回の貨物貿易指数は109.7で、基準値の100を10ポイント弱上回り、前年同期比を21.6ポイント上回った。この数値はコロナ禍の国際的な貨物貿易の力強い回復を反映しており、また昨年の感染症の国際貨物貿易に対する衝撃の深さを間接的に示している。


 今回のバロメーター指標のすべてのサブ指数が、過去1カ月に渡り全体水準を上回り上昇傾向を示した。これは世界の貨物貿易の回復の広さ、貿易拡大のペースアップを示した。各サブ指数のうち輸出受注(114.8)、空輸(111.1)、電子部品(115.2)の伸び率が高く、その指数は最近の国際貨物貿易成長予測と高度に合致する。消費者マインドと耐久財の販売が強く関連することから、自動車製品(105.5)と農業原材料(105.4)の高い数値は消費者マインドの改善を反映している。コンテナ運輸業(106.7)の高い数値が印象的で、コロナ禍の世界の海運が良好な状態を維持していることが分かる。


 封鎖規制措置が全面的に実施された昨年第2四半期に、貨物貿易量が前年同期比で15.5%減少したが、第4四半期になると2019年同期の水準を上回った。今年第1四半期と第2四半期の四半期ベース貿易額統計データがまだ発表されていないが、前年同期比で大きく伸びる見込みだ。これは国際貿易が最近、全体的に好調であることと、感染症により昨年の基準値が非常に低くなっているためだ。


 地域差、サービス貿易の持続的な疲弊、低所得国のワクチン接種の遅れといった要素により、相対的に見て積極的である国際貿易の短期的見通しに悪影響が生じていることに注意が必要だ。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月2日

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