上海証券取引所と香港聯合交易所は1日、同時に初のETF(上場投資信託)相互上場銘柄の取引を迎えた。上海と香港のETFは「コネクティビティ時代」を迎えた。これは大陸部と香港の資本市場が双方向開放を拡大し掘り下げる、新たな節目となる出来事だ。
上海・香港ETF相互上場は分かりやすく言えば、大陸部と香港のファンド管理機関がETFを1口発行し、2級市場を通じ相手側のETFを購入することだ。初の上海・香港ETF相互上場銘柄は、華泰柏瑞南方東英恒生科技ETF(QDII)と、南方東英華泰柏瑞中証太陽光産業ETF。
上海・香港ETFコネクティビティは、大陸部と香港の投資家がハードルが低く効率の高い越境投資新ルートを手にしたことを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月2日