中国科学技術協会の第23回年次総会「自動運転車産業の実施・モデル運営フォーラム」で、北京市インテリジェントコネクテッドビークル(ICV)政策先行エリアが自動運転の高速テストシーンを正式に開放し、高速道路でのテスト通知書を取得した企業第一弾はここでテストを展開することが認められた。人民日報が伝えた。
今年4月、北京市政府はICV政策先行エリア設立全体プランを正式に承認した。北京市経済・情報化局の姜広智副局長は、「今回発表した細則は申請条件と審査承認、安全管理、交通違反、事故処理と交通違反処理の4つの面から高速道路と都市快速道路における自動運転道路テスト及びモデル応用に関わる管理基準を体系的に規範化したものであり、これから価値ある、複製可能で、普及推進が可能な高速道路管理の経験を積み上げる上で有益な模索を行った。北京市は計画に基づき、京台(北京-台北)高速道路の南五環路から南六環路に至る区間を率先的に開放し、この区間(上下線)の総延長は10キロメートルで、将来は政策先行エリアの範囲内の適当な区間をさらに開放する予定だ」と述べた。
百度(バイドゥ)の自動運転商業運営責任者の王勝男氏はテスト用ナンバープレートを取得した後、「このプレートは自動運転車両が都市の開放された道路から高速道路に進むことができ、当社があらゆるシーンで自動運転テストを行えることを意味する。また自動運転技術が徐々に成熟に向かっていることの象徴でもある」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月14日