工業・情報化部装備工業発展センターが26日に発表した「中国自動車産業発展年間報告書2021」によると、中国の昨年の新エネ車販売台数は136万7000台で、普及率が5.4%に上がった。新エネ車販売台数は3年連続で100万台を突破し、6年連続で世界一となっている。動力電池、電気駆動などの基幹部品の技術指標が持続的に向上し、力強く発展している。
中国は新エネ車の発展の促進に力を入れており、新エネ車の普及率が上がり続けている。CO2排出ピークアウト及びカーボンニュートラルという目標のけん引を受け、産業高度化の流れとグリーンな消費の新しい需要に適応する製品が次々と発表されている。
報告書によると、2020年末の中国の新エネ車保有台数は492万台で、自動車全体の1.75%を占めた。新エネ車の航続距離が着実に増加し、完成車の平均電力消費量が減り、動力電池のエネルギー密度が向上している。また普及の取り組みの拡大に伴い、新エネ乗用車の消費の主体が徐々に公共分野から個人の購入に移り変わっている。個人消費が占める割合が約70%まで大幅に上昇している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月27日