スマート運転路線バスが安全に運行中

スマート運転路線バスが安全に運行中。

タグ:スマート運転路線バス 

発信時間:2021-08-28 09:50:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 記者の調べによると、中国のスマート運転路線バスの実証目的の運営が現在、北京、長沙、無錫などで順調に推進されている。安全運行距離の延長、乗客数の増加、技術の高度化、インフラへ投資拡大に伴い、スマート運転路線バス体系が絶えず整備・改善されている。特定環境における市場化運営の目標達成に向かいしっかり邁進している。

 

 長沙は早い時期からスマート運転路線バスの模範運営を開始した。湖南湘江新区「スマート路線バス模範ライン」の全長は7.8キロで、11カ所の乗り場を設ける。双方向で22カ所。国家スマートコネクテッドカー(長沙)試験エリアを利用し、この「車・道・クラウド」一体化協同の路線は2年以上に渡り安全に運行している。昨年4月に開通した長沙スマート路線バスの路線は315本、バスは10台。線路の全長は15キロメートルで、28カ所の乗り場、24の交差点がある。

 

 現在の「国家標準」の自動運転技術はL0からL5までの6段階に分かれる。長沙などの街頭を走るスマート運転路線バスには、L3の「条件付き自動化レベル」があれば、L4の「高度自動化レベル」に向かい発展中のものもある。

 

 長沙などを取材した記者によると、多くのスマート運転路線バスが自動の加速・減速、カーブ、信号の確認、乗り場への停車などの機能を持つ。リアルタイムで乗客に乗車・下車エリア及び時間のデータを提供し、事業者の輸送力調整及び予測、路線バス乗り場の設置の合理的な計画を支える。5Gネットワークを利用し「クラウド制御プラットフォーム」と接続し、リモート介入、自動調整及び観測・制御などの機能を持つ。バスの運行に向け「最適軌道」を作成・保存し、運転安全水準を持続的に高める。これらの実証ラインの「道端」で、スマート運転路線バスのスピード、位置、運転状態に基づき、交通信号制御システムとリアルタイムで連動し信号を調整できる。赤信号を短くし、青信号を長くするなどにより路線バスを優先させる。

 

 長沙のスマート運転路線バスの運転席に座る、安全責任者の何建成氏は、「一般道は交通状況が複雑だが、ハンドルを握らなくてよい。スマート運転路線バスは事前に設定されたルート上を走り、信号機のある交差点の通過、カーブ、停車など一連の動きを完了できる」と述べた。

 

 業界内の専門家によると、国家発展改革委員会などの11部門は共同で印刷・配布した「スマートカー革新発展戦略」の中で、中国は2025年までに高度自動運転のスマートカーの特定環境下における市場化応用を実現するとした。この目標は都市路線バス分野で安定的に達成される見込みだ。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月28日

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