「中国企業の対アフリカ投資――市場の力と民間の役割」報告書が26日、発表された。報告書は、中国企業は対アフリカ投資において、アフリカの産業化及び民生改善に貢献し、すでにアフリカ経済の包摂的発展の推進力の一つになっているとした。
報告書は中国・アフリカ民間商会が編纂。63件の企業及びプロジェクトのケースを通じ、中国企業の対アフリカ投資の内的原動力、アフリカにおける主要経済体の状況、アフリカにおける伝統業界の状況を分析。中国企業がアフリカの新型コロナウイルス感染対策に積極的に参加し、アフリカの貧困削減の実践に力を尽くしたことを紹介し、中国企業とアフリカ諸国による経済・貿易・投資協力の歩み、成果、傾向を示した。
報告書によると、中国・アフリカ協力フォーラムの働きかけを受け、中国民間企業が2000年以降、徐々に中国とアフリカの経済・貿易・投資協力の主要勢力になっている。「アフリカ進出」から「アフリカ入居」へ、さらには「アフリカに根ざす」に移り変わろうとしている。
同日の報告書の発表会に出席した国内外の政界・ビジネス界関係者及び専門家・学者は、中国・アフリカ協力の発展の歩みについて熱心に議論した。中国企業によるアフリカの産業化促進、アフリカの雇用促進、アフリカのインフラ整備強化のための努力と得られた積極的な成果を積極的に評価し、かつ中国・アフリカ投資協力の未来の発展について提案した。