棚50台分の機械設備を満載した国際定期貨物列車「中欧班列」が29日、重慶市の団結村駅から順調に発車した。エレンホト税関から出境し、ウクライナの首都キエフに直接向かい、9月中旬に到着する予定だ。同列車の順調な開通は、中欧班列(渝新欧)の重慶初のキエフ直通国際貨物列車の開通成功を意味し、重慶から欧州に向かう国際物流ネットワーク及び貿易ルートをさらに豊富にした。
情報によると、これまで重慶からウクライナに向かう貨物はベラルーシもしくはポーランドで中継する必要があった。貨物輸送のシーズンになると、中継駅で大規模な待機・滞留が発生し、列車の適時性が落ちやすかった。このウクライナ直通列車の順調な開通は、類似する問題を効果的に回避できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月31日