続騰する海運価格を受け、海運大手はこのほど続々と運賃値上げ凍結を発表した。仏CMA CGMはコンテナ運賃値上げ凍結声明を発表し、2大船社のマースクとハパックロイドも「運賃をこれ以上引き上げない」と発表した。
海運大手の今回の動きについて、専門家は次のように分析している。運賃の続騰は必然的に海運業及び関連する産業チェーンに影響を及ぼす。大きすぎる伸び幅は世界の産業構造、サプライチェーン、バリューチェーンの再構築を引き起こし、海運業に不可逆的な損失をもたらす恐れがある。そのため海運大手による自覚的な運賃値上げの凍結は、業界の長期的かつ持続可能な発展を考慮してのことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月14日