人と自然の調和的な共存の促進は、持続可能な開発が為すべきことだ。生態環境部の黄潤秋部長は、「未来を展望し、中国は汚染物質及び炭素削減の実現による相乗効果を手がかりとし、経済・社会の発展の全面的なグリーンなモデル転換を促進する。市民の身近にある顕著な生態環境問題の解消を重点とし、市民の生態環境の権益をしっかり守る。人類運命共同体の構築推進を責務とし、世界の持続可能な開発に積極的に貢献するよう努力する」と述べた。
中国遠洋海運集団の許立栄会長は、「企業はグリーンな発展の最も重要な実践者だ。環境保護の責任を果たし、環境行為を規範的にし、業界の自制を促すためには企業が不可欠だ。我々は国際海事機関の海運業関連の省エネ・排出削減政策に積極的に呼応し、海洋生物の多様性の保護を強化し、グリーンな海運を構築する」と述べた。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁は、「いま決断し、かつ賢明に決断するべきだ。AIIBの気候変動への対応に用いられる直接融資の割合は昨年41%に達したが、2025年には50%にする」と述べた。
2021年持続可能な開発フォーラムは国務院発展研究センター、国連経済社会理事会、国連アジア太平洋経済社会委員会、国連南南協力事務局、北京市人民政府が共催。会期は2日間で、テーマは「人を中心とする持続可能な開発」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月27日