第14次五カ年計画期(2021−25年)の初年度、中国の外資導入は高成長を実現し、規模が拡大し質も向上した。中国市場は外資への大きな魅力を保った。
第1−3四半期の全国の実行ベース外資導入額は前年同期比19.6%増で、2桁台の伸び率は10年ぶり。全国で新たに設立された外資系企業数は36.5%増の3万6000社。製造業とサービス業の外資導入がいずれも増加した。うち製造業の実行ベース外資導入額は前年同期比で2年連続の減少の流れを変え、1.9%増となった。
規模の安定的な拡大と同時に、外資導入の質もさらに上がっている。第1−3四半期にはハイテク産業が外資の重点投資先になり、前年同期比29.1%増となった。外資大型プロジェクトの支援力が強化され、全国の契約金額が1億ドル以上の新設・増資大型プロジェクトは56.6%増の899件。また、地域本部と研究開発センターを中国に置くグローバル企業も増えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月11日