米中貿易全国委員会の会長、中米経済・貿易関係の適切な処理を提案

米中貿易全国委員会の会長、中米経済・貿易関係の適切な処理を提案。中米経済・貿易関係は非常に重要だ。100万人以上の米国人が対中輸出に依存する企業で働いている…

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発信時間:2021-11-18 14:34:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米中貿易全国委員会のクレイグ・アラン会長はこのほど、米首都ワシントンで新華社の独占取材に応じた際に、「米中は重要な経済パートナーだ。双方は相互尊重し、慎重に思考するべきだ。二国間の経済・貿易問題は完璧な結果を求めるのではなく、漸次的な進展を目指すべきだ」と述べた。


 アラン氏は16日に行われた中米首脳テレビ会談について、「これはすばらしい議論だった。双方は相手側の基本的な観点をより良く、よりはっきり理解した。これは二国間関係の促進において基礎的な力を持ち、両国の戦略的な安定に資するだろう」と述べた。


 アラン氏は、「中米経済・貿易関係は非常に重要だ。100万人以上の米国人が対中輸出に依存する企業で働いている。両国の人々は経済・貿易・投資のスムーズな往来と、予測可能で繁栄する経済環境がもたらす利益、より高い安定性が両国の企業及び人々にもたらすより多くのチャンスの享受を願っている。漸次的な変化と自信を取り戻す措置は着実に実行可能だ。両国首脳の議論が、双方による経済接触の枠組みの構築、経済・貿易関連の議論と交渉の維持を促すことを願う」と述べた。


 米中貿易全国委員会は1973年創設で、中国で経営する200社以上の米会員企業を擁する。アラン氏は「現在の米中関係は企業に一定の問題をもたらしているが、当方が8月に発表した年間会員アンケート調査によると、回答企業の95%が黒字を実現している」と述べ、次のように続けた。

 

 今後10年、さらにはより長い期間に渡り、中国の世界経済成長への寄与度が30%前後を維持する。企業は中国市場にいることによって初めてリーダーに、世界的なリーダーになれる。米国企業は中国市場及びアジア市場との成長、中国の発展への貢献を願っている。


 消費財、農業、工業製造、サービスなどの分野において、米中貿易は高い将来性を持つ。国家安全の定義と範疇を広げるべきではない。情報、人員、投資、技術の自由な流動は非常に有益だ。世界一体化の程度が上がるほど国はより豊かになり、より繁栄し、より安全になる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月18日

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