中国石油化工集団公司(中国石化)が15日に発表した情報によると、中国石化シェールオイル探査に再び戦略的進展があった。中国石化所属の華東石油局の蘇北盆地におけるシェールオイル探査井(計3井)から、高生産量のシェールオイルが採取された。
うち「溱頁1HF井」の試験掘削の生産量は1日あたり55トン、「師頁3-7HF」は20トン。それに先駆け392日連続で生産していた「沙垛1井」の累計生産量は1万1000トン。
初歩的な評価によると、中国石化の蘇北盆地溱潼窪地エリアにおける有利エリアの面積は420平方キロメートル、シェールオイル資源量は3億5000万トンにのぼる。これは同エリアの良好な探査・開発の将来性を示しており、中国の蘇北盆地原油資源戦略の引き継ぎの陣地を切り開く。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月16日