新型コロナウイルス感染症の発生後、国際海運・空運が滞っているが、中欧班列の運行本数が逆境のなか増加し、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定を支えている。新疆霍爾果斯(コルガス)税関経由で出入境する中欧班列の今年の運行本数は、現在すでに6000本を超えている。
中国鉄路ウルムチ局集団有限公司霍爾果斯駅が発表した情報によると、中欧班列は積載量が多く、低価格で、到達する国(地域)が多く、安定性が高いといった強みにより、多くの国内外企業から注目されている。霍爾果斯税関の中欧班列の運行本数は今年、すでに昨年全体を上回っている。1日平均運行本数は昨年の13、14本から17本に増え、税関通過貨物量は前年同期比38.1%増の853万4000トンにのぼっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月15日