祝日経済はすでに大衆生活に不可欠になっている。豊富で多彩な祝日消費は人々の生活に興味を添え、祝日ムードを濃厚にし、祝日市場を活気づける。日常的な衣食といった伝統的な消費のほか、今年の祝日消費市場を控え、新消費形態が人々の個性的な祝日消費の需要を満たすと同時に、経済発展に新たな活力を注いでいる。
文化・スポーツ消費を例とすると、「なるべく現在地で年越し」の理念のもと、バドミントンや水泳などの大衆的なスポーツ・運動が、感染対策の徹底を前提条件としながら徐々にかつての賑やかさを取り戻している。全民運動が広がるにつれ、フェンシング、射撃、室内サーフィンなどのかつては「ニッチ」だった運動が多くの若者から注目されている。先ほど太原市初の室内サーフィン館が開業し、好評を博している。
北京冬季五輪が氷雪消費を盛り上げている。データによると、1月上旬の「スキー」関連の検索件数は前年同期比で21.5%増「スケート」は49.8%増となっている。北方都市の氷雪消費の普及率が上がるなか、多くの南方都市も氷雪消費の潜在力を掘り起こしている。室内スキー場が増え、オンライン氷雪テーマ大会が次々と開催され、関連用品の好調な販売をけん引している。
ナイトタイムエコノミーも祝日市場の大きな見所だ。多くの地方が現地の歴史と文化を深く掘り起こし、地方の特色あるナイトツアーを打ち出している。消費を拡大すると同時に、優秀な伝統文化を発揚・伝承している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月1日