国務院金融安定発展委員会、会議で現在の情勢について検討

中国網日本語版  |  2022-03-17

国務院金融安定発展委員会、会議で現在の情勢について検討。

タグ:国務院金融安定発展委員会 

発信時間:2022-03-17 14:17:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国務院金融安定発展委員会(以下「同委員会」)は16日に特別会議を開き、現在の経済情勢と資本市場の問題について検討した。会議は中共中央政治局委員、国務院副総理、同委員会主任の劉鶴氏が主宰。関連部門の責任者が出席した。会議で話し合われた内容の要旨は下記の通り。

 

 現在の複雑な情勢下において最も重要なのは、党による政権運営の最優先事項としての発展の堅持だ。経済建設中心型を堅持し、改革深化と開放拡大を堅持し、市場化と法治化の原則を堅持し、「2つの揺るがず」を堅持する。財産権をしっかり保護し、中央経済活動会議の精神と全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議)の手配を全力で実行に移す。感染対策と経済・社会発展を同時進行し、経済運行を合理的な区間内に保ち、資本市場の安定的な運行を保つ。

 

 マクロ経済運行については、党中央の方針・手配を実行に移し、第1四半期の経済をしっかり景気づける。金融政策は能動的に対応し、新規貸付の適度な増加を保つ。不動産会社については力強く効果的なリスク予防解消の対策を適時検討・発表し、新たな発展モデルへのモデル転換の関連措置を打ち出す。中国概念株については、中米双方の監督管理機関は現在良好な意思疎通を保っており、すでに積極的な進展を手にしている。現在は具体的な協力案の形成に取り組んでいる。中国政府は各種企業による域外上場を引き続き支持する。プラットフォーム経済のガバナンスについて、関連部門は市場化・法治化・国際化の方針に基づき既定のプランを改善し、安定しつつ前進を目指すを堅持する。規範的で透明で予測可能な監督管理を通じ、大型プラットフォーマーの業務改善を慎重に推進し、早急に完了する。赤信号と青信号をいずれもしっかり設置し、プラットフォーム経済の安定的で健全な発展を促し、国際的な競争力を高める。香港金融市場の安定の問題について、大陸部と香港地区の監督管理機関は意思疎通と協力を強化する。

 

 関連部門は自身の職責をしっかり果たし、市場に有利な政策を積極的に打ち出し、収縮性政策を慎重に打ち出す。市場が注目する問題について速やかに反応する。資本市場に重大な影響を及ぼす政策であれば、いずれも事前に金融管理部門と調整し、政策マインドの安定と一致姓を保つ。同委員会は党中央及び国務院の要求に基づき、調整と意思疎通を強化し、必要な場合には責任を追及する。金融機関は大局を出発点とし、実体経済の発展を断固支持する。長期機関投資家による持ち株比率の引き上げを歓迎する。各方面は「2つの確立」の重大な意義を深く認識し、「2つの擁護」を徹底し、中国経済の健全な発展の長期的な流れを保ち、資本市場の安定的な発展を共に守る。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月17日

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