「長征5号」搭載の大推力液水/液酸エンジン、今年初の地上性能試験

中国国際放送局  |  2022-03-17

「長征5号」搭載の大推力液水/液酸エンジン、今年初の地上性能試験。

タグ:エンジン

発信時間:2022-03-17 16:37:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国で宇宙開発を手がける中国航天科技集団は、中国の次世代ロケット「長征5号」に搭載される大推力液水/液酸エンジン(液体酸素/液体水素エンジン)の、今年初の地上性能試験が完了したことを発表しました。


 今回行われたのは、今年最初の大推力液水/液酸エンジンの長時間性能試験です。始動から520秒後に正常に停止できたことで、エンジンの信頼性が検証されました。大推力液素/液酸エンジンはキャリアロケット「長征5号」シリーズの機体の1段目に使用されています。中国で搭載されているロケットエンジンの中では、最も先進的な性能を持つ低温液体燃料ロケットエンジンです。年内にあと20回以上の試験が予定されているということです。


 中国は今年、宇宙ステーションの建設を全面的に完了させる計画となっています。その過程において、実験モジュール「問天」と「夢天」の打ち上げが、「長征5号」シリーズによって行われることになっています。


 「中国国際放送局日本語版」2022年3月17日


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