中国は現在、宇宙ステーション基幹技術検証段階の全システムの総合評価を組織しており、条件を満たした後に全面的に宇宙ステーション建設段階に入る。中国有人宇宙事業弁公室の郝淳主任は17日の会見で、「今年は中国の宇宙ステーションの軌道上での建設を完了し、合計で6つの飛行任務を予定している」と述べた。
任務計画によると、5月に宇宙貨物船「天舟4号」を打ち上げ、6月に有人宇宙船「神舟14号」を打ち上げ、7月に宇宙ステーション「問天」実験モジュールを打ち上げ、10月に宇宙ステーション「夢天」実験モジュールを打ち上げる。宇宙ステーションの3モジュールがT字型の基本構造を形成し、中国の宇宙ステーションの軌道上での建設が完了する。その後さらに天舟5号と神舟15号の打ち上げ任務を実施する。
説明によると、神舟14号と神舟15号の乗組員は、いずれも宇宙飛行士3人となる。いずれも軌道上を6カ月飛行し、かつ初めて軌道上での交代を実現し、絶え間なき有人駐留を実現する。交代前に宇宙飛行士6人が共に軌道上で5−10日滞在する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月18日