ボアオ・アジアフォーラムの年次総会に出席している外国の有識者らは、習近平国家主席が提案したグローバル安全保障イニシアティブに賛同し、より開かれた中国が国際的な取り組みの中でより積極的な役割を果たすことを期待する姿勢を示しています。
ブラジル大統領の元経済顧問で、現在は中国の清華大学公共管理学院の教授を務めているアレッサンドロ・テスクエアラ氏は「習主席がこのイニシアティブを提出したことは、中国が今後も多国間主義の枠組み内で行動することを世界に伝えたことを意味する。これは国際社会にとって非常に重要なことである」との見方を示しました。
経済協力開発機構(OECD)グローバル関係局のタマス・ハイバ中国駐在代表は「中国がアジアの地域協力を推進し、平和かつ安定した発展環境を作ろうとする努力には重要な意義がある。これは世界の平和と発展にも寄与できる」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2022年4月22日