自然資源部の発表によると、中国の今年第1四半期の海洋経済総量は前年同期比4.1%増の2兆元だった。主要指標が合理的な範囲内で、海洋経済が全体的に安定したスタートを切った。
海洋新興産業が高い活力を示している。自然資源部門が実施した沿岸部重点海洋関連企業アンケート調査によると、第1四半期に海洋再生可能エネルギー利用企業の53.2%、海洋薬品・生物学的製剤企業の55.9%、海洋プロジェクト設備製造企業の61.1%の売上が前年同期比で増加した。
海洋エネルギー及び資源供給力が持続的に強化された。第1四半期の海洋原油生産量は前年同期比8.8%増、天然ガスは15.9%増だった。
港湾の生産状況が良好だ。第1四半期の海洋貨物輸送量は前年同期比3.4%増の9億6000万トン、貨物取扱量(実行ベース)は1.8%増の約24億2000万トン、コンテナ取扱量(実行ベース)は2.5%増の5983万TEU。
海運貿易が安定増を維持した。第1四半期の海運貿易額は前年同期比15.8%増で、水産物貿易総額は25.4%増だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月16日