江陰海事局「海巡0677号」の全過程の護衛航行により、江蘇鳳城〜梅里500kV送電・変電プロジェクトの1本目のワイヤロープが18日、長江の南北を跨ぎ架線された。これは同プロジェクトの初の水上施工の順調な完了を意味する。
同プロジェクトは中国の電力建設の歴史において、規模が最大かつ技術の難易度が最高の河川を跨ぎ連結する送電・変電プロジェクトであり、中国の「北電南送」戦略の重点プロジェクトでもある。これはまた江蘇省が長江デルタ一体化を支えるための重要な電力ハブプロジェクトだ。
説明によると、同プロジェクトの江蘇・江陰区間の長江を跨ぐ距離は2550メートル。これに航行高度や安全距離などの影響が加わり、送電塔の高さが世界最高の385メートルとなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月19日