国務院弁公庁はこのほど、国家発展改革委員会及び国家エネルギー局の「新時代の新エネ高品質発展の促進に関する実施案」を転送した。
国家エネルギー局新エネ司の主要責任者によると、実施案は4つの新エネ開発・利用措置を掲げ、全民参画と共有発展を促した。
・砂漠地帯を重点とする大型風力・太陽光発電拠点の建設を急ぐ。
・農家が所有する建築物の屋根への個人用ソーラーパネルの設置に対する支援を拡大し、農村の分散型風力発電開発を積極的に促進する。
・条件を満たす工業企業と工業団地において、分布型太陽光発電や分散型風力発電などの新エネプロジェクトの発展を急ぐ。工業グリーン・マイクログリッド、電源・電力網・負荷・蓄エネ一体化、新エネ直接給電などのモデル革新を積極的に推進する。
・グリーン電力取引の試行を展開し、グリーン電力が取引、電力網の調節、価格形成メカニズムなどの面で優先的な地位を示すよう促す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月31日