5G R17標準がこのほど凍結すると発表された。これは5Gの2つ目の進化版標準の正式な完成を意味する。中国の通信企業が国際標準の制定に積極的に参加した。うち中国移動(チャイナ・モバイル)による技術提案の総量は3000本以上で、30件余りのプロジェクト立ち上げを主導した。中国新聞社が伝えた。
国際移動通信標準化団体「3GPP」の第96回全体会議が北京時間6−10日、ハンガリーで開催された。これは、2020年の年初に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、3GPPがオフラインの形式で開催した初めての会議となる。会議で、5G R17標準が凍結された。
中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、華為(ファーウェイ)、vivoなど中国の通信企業が、今回の会議に国内から10人の代表者を派遣し、5G R17標準の制定に積極的に参加した。
中国移動による技術提案の総量は3000本以上で、30件余りのプロジェクト立ち上げを主導し、技術的な貢献と標準の影響などの面で大きな貢献を行った。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月15日