第13期全国人民代表大会(全人代)常務委員会第35回会議は24日、「反独占法」の改正に関する決定を表決・可決した。新たな「反独占法」は2022年8月1日から施行される。新華社が伝えた。
これは「反独占法」が2008年に施行されてからの初めての改正だ。改正後の同法は、国家が健全で公平な競争の審査制度を構築し、社会主義市場経済にふさわしい競争ルールを制定・実施し、統一的、開放的、競争的で、秩序ある市場システムを整備すること、国務院の反独占をめぐる法執行機関が反独占の統一的法執行に責任を負うことを明確にした。
実践経験の総括を基礎として、改正後の同法は関連の制度設計を改善した。たとえば市場の公平な競争を保護すると同時にイノベーションを奨励する。経営者が法律に基づいて競争すると同時にコンプライアンスに基づいた経営を行なうことを明確にした。独占契約をめぐるセーフハーバーのルールを規定した。個人のプライバシーと個人情報の保護に関連する規定を増やした。今回の改正は、市場の期待を安定させる上でプラスになり、経営者に公平、透明で、予測可能な良好な環境を提供することになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月26日