工業・情報化部の発表によると、中国の単位GDPあたりエネルギー消費量が今年も持続的に低下しており、第1四半期のGDP1万元あたりエネルギー消費量は前年同期比2.3%減となっている。鉄鋼、石油化学・化学工業、紡績などの重点エネルギー消費業界のエネルギー効率が大幅に上がり、工業のグリーンな発展の成果が顕著だ。中国の省エネ・環境保護産業も急成長を迎え、生産高が8兆元を超えている。年平均成長率は10%超。
工業・情報化部の統計によると、中国の一定規模以上の工業企業の単位付加価値額あたりエネルギー消費量が、第12次五カ年計画期間(2011−15年)に28%減少し、第13次五カ年計画期間(2016−20年)に16%減少したことを踏まえた上で、2021年にさらに5.6%減少した。工業付加価値額1万元あたり水使用量は第12次五カ年計画期間に35%減少し、第13次五カ年計画期間に40%弱減少したことを踏まえた上で、2021年にさらに7%減少した。
工業・情報化部、発展改革委員会などの6部門はこのほど発表した「工業エネルギー効率向上行動計画」の中で、2025年までに中国の一定規模以上の工業企業の単位付加価値額あたりエネルギー消費量を2020年比で13.5%減らすとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月6日