香港特区政府財政司の陳茂波司長は28日、香港は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げによる衝撃に対応する能力があると表明した。
FRBは27日、主要政策金利の誘導目標を0.75%引き上げ、2.25−2.50%にすることを決定した。香港金融管理局も同時に基準金利を引き上げた。
陳氏は、「香港のファンダメンタルズは安定しており、財政の準備が十分で、外貨準備高が豊富であり、外からの衝撃に対応する能力を持っている。また香港の金融体制は成熟しており穏健であり、大量の資金の出入りを処理できる。米国が過去数カ月に金融引き締めを拡大したが、香港の金融市場は順調かつ秩序正しく動いており、いかなる混乱も生じていない」と表明した。
陳氏は、感染状況が落ち着く状況下、香港の下半期の経済は上半期より好調になると予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月29日