中国計算力会議 2022で発表された初の「中国総合計算力指数」によると、北京、上海、広州及び周辺の省(区・市)の市場ニーズが非常に高い。これら省(区・市)の計算力、保存能力、運用能力、環境は全体的にハイレベルとなっている。また、産業が勢いよく発展しており、総合計算力指数が比較的高くなっている。中国新聞社が伝えた。
7月30日に山東省済南市で開幕した「中国計算力会議 2022」では、「中国総合計算力指数」のほか、「中国計算力白書」、「中国保存能力白書」、「中国運用能力白書」が発表された。
中国情報通信研究院の余暁暉院長によると、総合計算力指数は計算力、保存能力、運用能力、環境の4つの面の30指標以上で構成されている。「中国総合保存指数」を見ると、中国東部の保存ターミナルポイント所在地となっている省・市の総合計算力がランキング上位に入っており、一部の西部の計算力ターミナルポイントと中部の省・市もランキングに名を連ねている。
総合計算力指数ランキングトップ10にある省(区・市)は、広東省、上海市、江蘇省、北京市、河北省、浙江省、山東省、内蒙古(内モンゴル)自治区、貴州省、山西省となっている。東部の省(区・市)のうち山東省、中部の省(区・市)のうち山西省が、計算力や環境などの面でも上位に入っている。内モンゴル自治区や貴州省といった西部の省(区・市)は、保存能力や環境といった面で優位性を誇り、トップ10に名を連ねている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月3日