上海海昌海洋公園内の世界初のウルトラマンテーマ館が7月30日に開業した。これは業界から、地場テーマパークによる多元的なコンテンツ体験の打開の道、もしくは国内テーマパークの「IP不安症」を和らげる良薬とされている。
夏を迎え、テーマパークの来園者数が急増している。同程旅行プラットフォームによると、過去1週間の「夜の観光地」のうち、テーマパークが88%という圧倒的なシェアを占めた。携程プラットフォームでは、テーマパークの活況度が前月より77%も上がった。
各地のテーマパークは近年、モデル転換と高度化に取り組み、従来の「チケット経済」から脱却しようとしている。大手IPの導入が、業界の模索の新たな道になっている。天眼査のデータによると、中国のテーマパーク関連企業は現在18万9000社超で、今年1−7月には3万4000社超の増加となった(40.9%増)。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月9日