18日、上海税関によりますと、今年7月の上海市の輸出入総額は単月の記録を塗り替え、初めて4000億元(約8兆314億円)の大台を突破し、4042億2000万元(約8兆1162億円)に達したということです。
7月の上海市の輸出額と輸入額は前年同期比でそれぞれ32.9%と16.4%伸びました。
輸出の面では、自動データ処理装置やその関連部品の輸出額が前年同期比52.8%増の231億3000万元(約4644億円)に達し、上海市輸出総額全体の13.2%を占めて、輸出額の成長を6.1ポイント押し上げたということです。そのうち、ノートパソコンの輸出額は152億3000万元(約3058億円)で、前年同期比106.5%増、携帯電話の輸出額は46億3000万元(約930億円)で、前年同期比13.4%増となりました。
また、7月の上海市の労働集約型製品の輸出額も大幅に増え、前年同期比36.4%増の223億4000万元(約4486億円)を記録しました。そのうち、アパレル製品、紡績品、プラスチック製品の輸出額はそれぞれ前年同期比46.7%、15.5%、42.8%伸びたということです。
一方、輸入では、上海市の重点産業の生産状況の回復によって関連製品の原材料や部品の輸入が急増し、高級消費財の輸入も好調でした。
上海市では7月の消費財の輸入額が前年同期比12.3%増の499億5000万元(約1兆29億円)に達し、全市の輸出額を2.8ポイント押し上げ、今年の3月以降で初めてプラス成長に回復しました。そのうち、乗用車、時計、ジュエリー、ダイヤモンドなどの高級消費財の輸入額は前年同期よりそれぞれ56.9%、13.8%、36%、14.7%伸びたということです。
「人民網日本語版」 2022年8月20日