中国企業連合会がこのほど発表した中国トップ500社2022ランキングによると、中国企業の研究開発強度が5年連続で上昇し、統計開始以来で最高となった。
研究開発の原動力が持続的に強化
中国トップ500社の研究開発費が増加傾向を維持している。データによると、中国トップ500社2022の研究開発費は1兆4474億6700万元で、昨年の全社会の研究開発費の51.95%を占めており、大企業のイノベーションの地位が顕在化している。前年のトップ500社と比べると1408億2000万元の増加(10.78%増)。
研究開発強度を見ると、中国トップ500社2022の研究開発費が売上高に占める割合(研究開発強度)は1.81%で、前年のトップ500社からさらに0.04ポイント上がった。
具体的な企業を見ると、ファーウェイ、ZTE、航天科技、中国信息通信科技、航天科工の研究開発強度が10%を上回った。うちファーウェイは22.62%で1426億6600万元と、全企業のうちトップだった。研究開発強度が5−10%は16社で、栄耀終端、美団、聞泰科技、アリババなど。2−5%は105社で、その総額は6720億900万元と全体の研究開発費の46.43%を占め、トップ500社の研究開発・イノベーションの重要勢力になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月8日