国家統計局がこのほど発表したデータによると、中国経済は第3四半期に回復・好転し、主要指標が回復し安定に向かい、合理的な範囲内を維持した。積極的な要素の蓄積が増えている。海外観測筋は、中国経済は挑戦の中で強靭性を示しており、中長期的な成長の見通しが明るいとした。
経済回復が加速
データによると、中国の今年第1-3四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比3%増で、伸び率が上半期を0.5ポイント上回った。うち第3四半期は3.9%増で、第2四半期を3.5ポイント上回った。
シンガポール・南洋理工大学ナンヤンビジネススクール中国トップマネジメント教育部長の閆黎氏は、中国経済の第3四半期の「成績表」は見所満載で、中国経済の潜在力が高く、流れが好転しており、将来的に十分な成長の余地があることを示したと述べた。
UBSは24日に発表した研究報告書の中で、中国の第3四半期のGDP成長率(前年同期比)は市場の予想を上回り、投資・小売へのけん引力が顕著だとした。UBSの経済学者は、製造業の強靭性と消費支出の回復などの要素が、中国経済の持続的な回復を促すとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月28日