広交会にRCEPのボーナスが重なり、企業の市場開拓の「助走装置」になっている。1989年創設の広州市新力実業有限公司は広交会に16回参加している。その保温容器は欧米、日韓、ASEANなどで売れ行きが好調だ。
同社の柯波児総監は、「これは当社が新製品を展示する重要な場であるだけでなく、海外企業との交流を強化し新規の注文を得るための有力なルートでもある。今年通年でRCEP関税譲許が40数万ドルにのぼる見込みだ。政策のボーナスにより当社はRCEP加盟国から注文を受けやすくなる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月28日