11月4日夜、第5回中国国際輸入博覧会(輸入博)が上海で開幕しました。海外メディアからも注目されており、輸入博によって世界的な発展のチャンスがもたらされると、共に高く評価されています。
英ロイター通信は4日、中国の習近平国家主席が第5回輸入博の開幕式で挨拶を行ったことを伝え、輸入博の発展の過程を紹介すると共に、習主席の言葉を引用しながら中国が各国との国際協力を深めるための機会の共有を推進するとの内容を主に報道しました。
南アフリカの有力紙「インディペンデント」は11月3日に論評を発表し、盛んに発展する中国の市場と巨大なポテンシャルは多くの外国企業を引きつけてきたが、輸入博は外国企業が中国市場に深く進出する重要なプラットフォームであるとし、新型コロナウイルスのパンデミックで大きな打撃を受けた世界経済は、輸入博での対面取引が自信を高め、そしてポストコロナ時代における回復に向けて力を集めることができるとの見方を示しました。
ロシアの国営通信社のRIAノーボスチ通信社は11月3日、今回の輸入博にロシアの15の地域から30社近くが参加すると報じた上で、「ロシアの出展者が輸入博において製品を展示し、ブランドを普及させ、中国市場でビジネスパートナーを探すことは、彼らにとって唯一無二の機会だ」と伝えました。
パキスタンの国営通信社、パキスタンAP 通信は10月31日、「盛んに発展しているパキスタンと中国の二国間貿易と、輸入博などの重要なプラットフォームで提供される投資協力のチャンスにより、パキスタンは近年、中国への輸出総額が安定的に増加している」と報じました。
「中国国際放送局日本語版」2022年11月7日