モザンビーク東北部沖で13日、LNGタンカーの汽笛が鳴り響いた。中国石油モザンビーク公司が参加する、同国の浮体式液化天然ガスLNG生産プロジェクトが1隻目のLNG輸出を実現した。この世界超深海浮体式LNG生産プロジェクトが正式に全産業チェーンの運営を開始した。
モザンビーク石油局の局長はこのほど新華社の取材で、「同プロジェクトの成功はモザンビークの経済発展にとって極めて重要だ。1隻目の輸出は、モザンビークがLNG生産・輸出国になったことを意味する。これは中国石油天然気集団公司(中国石油)を含む協力パートナーの努力の賜物だ」と述べた。
同プロジェクトはイタリア、中国、米国、モザンビーク、ポルトガル、韓国の企業が共同で建設・運営する。うち中国石油の持株比率は20%。同プロジェクトは世界初の超深海浮体式LNG生産プロジェクトであり、アフリカ1位・世界2位の浮体式LNG生産プロジェクトでもある。掘削水深は2000メートルを超える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月14日