中国企業のEVがG20サミットをサポート、当局者は「コンパクトだが快適」

中国網日本語版  |  2022-11-15

中国企業のEVがG20サミットをサポート、当局者は「コンパクトだが快適」。

タグ:G20 EV

発信時間:2022-11-15 14:48:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 G20サミット(主要20カ国・地域首脳会議)が15日、インドネシアのバリ島で開催される。各代表団の車がすでに各大型ホテル間を行き来している。車体に「G20」「インドネシア製」「クリーンな明日を築く」と描かれ、現地の伝統的なバティック風に塗装された上汽通用五菱インドネシア公司(以下「同社」)製の新エネ車「Air ev」が人目を引き、インドネシアメディアの報道の対象になっている。

 

 インドネシア現地生産の新エネ車「Air ev」(計300台)は、G20バリ島サミットの公用車として、各国の代表団及び組織委員会にグリーンな移動サポートを提供する。インドネシアのプラティクノ国家官房長官はメディアに、「同社はG20サミットに出席する首脳及び代表団に移動サービスを提供するEVブランドの一つだ。同ブランドはインドネシアに製造拠点を持っているため、優先的に考慮した。EVを使うことで今年のG20サミットのテーマの一つ、すなわち化石エネルギーを環境によりやさしいエネルギーにモデル転換させることを伝えようとした」と述べた。

 

 プラティクノ氏はまた、「この車に何度も試乗したが、コンパクトだが快適な車で、すばらしい性能だ。私はこれに驚いている」と述べた。

 

 「環球時報」の調べによると、同社は2015年から現在までインドネシア現地で10億ドルを投資し、中国のインドネシアにおける投資額が最大の自動車製造拠点を完成させ、1万人を超える雇用枠を創出した。同社は近年インドネシア現地で5車種を発売し、累計生産・販売台数が10万台を超えている。インドネシアのオーナーから最も歓迎される中国自動車ブランドの一つになっている。インドネシアの各都市の街頭では同社のロゴが入った自動車をよく見かける。今年のサミットをサポートする「Air ev」はインドネシア現地で生産されている数少ない車種だ。今年8月の発売開始後、4500台を超える注文を受け、インドネシアの新エネ車販売ランキングのトップに立ち、85%の市場シェアを占めている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月15日


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