中国国際貿易促進委員会が29日に発表した最新データによると、今年8月の世界の経済・貿易摩擦指数は前月比73ポイント増、前年同月比62ポイント増の162にのぼった。これは世界の経済・貿易をめぐる摩擦と衝突が依然として高い水準であることを示した。
国・地域別に見ると、インド、ブラジル、アルゼンチン、インドネシア、米国が、世界の経済・貿易をめぐる摩擦と衝突を引き起こしている。
品種別に見ると、鉄鋼及び鉄鋼製品、自動車及びその部品、機械器具及びその部品、モーター・電気設備及びその部品、精密機器及び設備、プラスチック及びその製品などが中心だ。
措置別に見ると、5種の措置指数のうち「その他の規制措置指数」が最多で、これに「関税措置指数」、「技術性貿易措置指数」、「貿易規制阻止指数」、「貿易救済措置指数」が続いた。「その他の規制措置指数」には、貿易関連の知財権措置、投資措置、補助措置などが含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月30日