億万長者のレイモンド・ダリオ氏は中国の取引先の資産管理を30年行ってきたが、現在もそれをやめるつもりはない。億万長者のハワード・マークス氏は中国での投資先を慎重に検討するよう提案しているが、中国に残っている。億万長者で、世界最大の資産管理会社であるブラックロックのラリー・フィンクCEOは昨年、中国人消費者に迎合する一連の共同運営ファンドを打ち出しており、撤退を検討していない。米誌「フォーブス」(電子版)が伝えた。
一部の注目される例外を除き、米国の有名な億万長者投資家の中国に対する自信に揺らぎはない。有名な国際投資家のジム・ロジャーズ氏は、「中国は依然として21世紀に最も成功した国だ」と述べた。中国が提供する安価な労働力、経済成長を渇望する指導層、14億人の中国人が消費者の大軍になるという夢により、多くの億万長者は中国からの撤退に否定的だ。
対中投資を続けているのは億万長者だけではない。巨大なカリフォルニア州教職員退職年金基金も今年8月、中国事業に専念する株式投資マネージャーの物色を開始した。同基金は、約37億ドルの中国株を保有していると発表した。
ロジャーズ氏は、「中国関連のネガティブ要素に注意しているが、中国株を手放すつもりはない。適切なタイミングにさらに購入できるほど自分が賢明であることを願う」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月9日