米ドル依存を回避、石油の人民元建て決済が徐々に展開

中国網日本語版  |  2022-12-13

米ドル依存を回避、石油の人民元建て決済が徐々に展開。

タグ:石油 人民元建て決済

発信時間:2022-12-13 15:38:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 先ほど閉幕した中国・湾岸協力会議(GCC)首脳会議で、エネルギー立体型協力の新構造が、双方の今後3−5年の重点協力分野になった。上海石油天然ガス取引センターという場を十分に利用し、石油・ガス貿易の人民元建て決済を展開することも、双方の協力の方向となった。

 国際メディアが石油の人民元建て決済について熱心に議論する際に、「脱米ドル」も自ずと話題になっている。ロシアとウクライナの衝突後に米国がロシアに講じた制裁は、「金融の武器化」が西側の他国への制裁の新たな手段になったことを示しており、多くの国から警戒されている。

 2008年の金融危機後、国際貿易及び金融分野の米ドルに対する過度な依存を回避するため、中国は人民元国際化のペースを上げた。

 多くの金融業界の専門家と経営者は、人民元国際化は米ドルとの「覇権争い」ではなく、中国自身の実力の持続的な強化の自然な現れであり、その裏側には中国の総合的な国力の力強い支えがあると見ている。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月13日

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