中国国際貿易促進委員会(以下「同委員会」)が15日に発表した情報によると、出国展示業界及び貿易会社の需要に応じ、同委員会は出国ビジネス展示の再開に的を絞った措置をスムーズに打ち出し、すでに今年11月から来年2月までの15件の出国ビジネス展示試行プロジェクトの審査・批准を完了した。これには13件の出展プロジェクトと2件の開催プロジェクトが含まれ、ドイツ、米国、アラブ首長国連邦などの8カ国に分布。紡績、自動車部品、スポーツ用品、電子、消費財などが含まれる。
説明によると、実施済みの6件の出国ビジネス展示試行プロジェクトを見ると、企業からは出展により多くの収穫が得られたとの報告があるという。アジアファッションフェアを例とすると、出展企業の9割以上が契約意向を示しており、1社平均の有効顧客数は50以上で、うち新規顧客が60%を占めている。
また同委員会は貿易会社がオフライン出展形式により域外重要展示会に復帰するよう促している。60社弱の中国企業が独ミュンヘン開催の国際スポーツ用品見本市「ISPO」に参加した。契約金額は約1800万ユーロ、意向契約金額は3500万ユーロ。多くの出展企業が次回の展示ブースの予約を入れた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月16日