全国炭素排出権取引市場は、中国が市場メカニズムを利用し温室効果ガスの排出を制御・削減し、グリーンで低炭素な発展を促す制度のイノベーションであり、また中国のCO2排出量ピークアウト及びカーボンニュートラルの目標を達成するための中心的な政策ツールだ。
今月22日現在で、全国炭素排出権取引市場の累計取引額が100億元を突破している。全国炭素市場の正式な取引開始から現在までの営業日は350日で、割り当てられた排出量の取引量は累計2億2300万トン、取引額は累計101億2100万元。取引市場レベルで安定的な運営と健全な発展を実現すると同時に、企業の温室効果ガス排出削減を促進し、社会各界の低炭素発展の意識を高め、かつ重要な力を発揮した。これは中国が積極的にCO2排出量ピークアウト及びカーボンニュートラルの目標を達成する決意を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月26日