今年の新疆ウイグル自治区の綿花生産量は前年比26万2000トン増の539万1000トンで、全国に占める割合が持続的に上昇し90.2%と過去最高だった。新疆の綿花生産量、単位面積当たり生産量、栽培面積、商品分配量は28年連続で全国一。
国家統計局新疆調査総隊の発表によると、同部門は衛星リモートセンシング測量により、今年の新疆の綿花播種面積を前年比13万9000ムー減の3745万4000ムーと確定した。全国の綿花栽培面積に占める割合は83.2%。サンプリング調査により、新疆の綿花(繰り綿)単位面積当たり生産量は前年比7.5キロ増の1ムー当たり143.9キログラムで、全国平均を11.1キログラム上回ったことを確認した。
これらのデータは、新疆の綿花播種面積が今年、前年と比べやや減少したが、単位面積当たり生産量の増加により増産を実現したことを示している。生産量は前年比5%増。新疆は現在、中国最大の世界的に重要な綿花生産地だ。新疆の綿花生産量は世界の約2割を占めている。新疆全体で半数弱の農民が綿花生産に従事している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月29日