高水準な対外開放が外資の中国市場への信頼性を高める

中国網日本語版  |  2022-12-31

高水準な対外開放が外資の中国市場への信頼性を高める。2022年1-11月の全国外資導入額は前年同期比9.9%増の1兆1560億9000万元…

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発信時間:2022-12-31 20:22:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国商務部の最新データによると、2022年1-11月の全国外資導入額(不変価格ベース)は前年同期比9.9%増の1兆1560億9000万元、ドル換算で同12.2%増の1780億8000万ドルだった。世界経済の衰退に対する期待の高まりと保護主義の広がりという不利な状況の中で、中国の新発展は世界各国の発展に新しいチャンスをもたらすことが十分に示された。

 多くの専門家は『経済日報』記者の取材に対し、中国が今年、制度型開放によって外資の導入と利用を進め、高水準の対外開放が外資の期待を安定させたことで、外資の自信を強める大きな作用が発揮されたと答えている。

 外資使用額は今年1-11月の累計で1兆1560億9000万元と、2021年の1兆1493億6000万元を超え、資金導入規模はすでに昨年通年の水準を上回った。

 「今年1-11月の外資導入の規模と伸び率は目を見張る水準だった。複雑な国際情勢の影響がある中でこのような実績を残すのは容易ではない」。中国国際経済交流センター科研情報部副部長の王小洪氏はこれについて、中国の超大規模市場の優位性が依然として世界の多国籍企業の投資にとって非常に魅力的であることを示したと指摘。また市場化、法治化、国際化のビジネス環境は継続的に最適化され、外商投資の自信と期待を安定させる上で重要な作用を果たしたとしている。

 「外資導入の速度は大多数の人の予想を上回っている」。対外経済貿易大学国際経済研究院院長の桑百川氏はこの実績と中国自身の努力が外商投資のビジネス環境を改善しており、特に大型プロジェクトの早期実施は大型プロジェクト特別作業部会の効果的な運営と直接関係していると指摘。外資が中国の未来の長期的発展を有望視していることも強く関係していると説明した。

 この10年を振り返ると、中国の対外開放ペースは落ちていない。世界の国際直接投資が不安定になる条件のもと、中国の外商直接投資導入額は構造調整の中で順調に伸びている。

 対外経済貿易大学国際経済研究院がこのほど発表した「中国外商投資発展報告(2022年)」によると、外商投資の年度導入額は2012年の1117億1600万ドルから2021年には1734億8000万ドルに55%以上増え、世界第2位を保っている。外商投資の構造は徐々に高度化しており、ハイテク産業が導入する外商投資の割合は2012年の14.1%から2021年の30.2%へと倍以上に上昇した。

 同報告によると、外商直接投資の導入は中国の対外開放の風向計になっている。中国市場が外商投資のホットスポットとなれる理由は、対外開放の着実な拡大および外商投資ビジネス環境の継続的な最適化と切り離せない。自由貿易試験区、自由貿易港、開発開放試験区などの開放プラットフォームは、外資管理システムのイノベーションをけん引している。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月31日

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