中国鉄路太原局集団有限公司が3日発表した情報によると、西部の石炭を東部に送る「西煤東運」事業の大ルートである瓦日鉄道の貨物輸送量が昨年、1億300万トンにのぼった。中国の1億トン超エネルギー輸送ルートが1本増えた。
瓦日鉄道は、西の山西省呂梁市興県瓦塘鎮から東の山東省日照港に至る。山西省・河南省・山東省を跨ぎ、京広・京滬・京九などの7大幹線鉄道と相互接続する。中国の石炭主要生産地を結ぶ石炭輸送海洋到達ルートであり、中国で初めて一挙に建設された軸重30トンの重量物積載鉄道でもある。
各方面の取り組みにより、瓦日鉄道の輸送効率と質が持続的に向上している。年間貨物輸送量は2020年の7390万トンから21年の9224万トン、さらには22年の1億300万トンへと拡大した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月4日