中国商業連合会は6日、右肩下がりの状態が続いていた中国小売業景気指数(CRPI)が、1月には前月比1.6ポイント上昇して50.3%になったと発表しました。
今年1月には、中国共産党中央による中央経済活動会議が取り決めた消費振興政策のために消費意欲が解き放されたほか、元旦および春節連休には消費が集中することから、中国の小売業の景気指数は安定した回復を見せており、今月における小売企業の経営に対する自信は目立って強まりました。
業種別では、商品販売企業では、景気指数が前月比2.6ポイント上昇と小幅に回復して50.8%に達し、レンタル企業では指数が前月比0.8ポイント下落の50.6%、電子商取引企業では、指数が前月比2.6ポイント上昇と小幅に回復して48.4%に達しました。これらの状況は、商品販売を行う企業が、今月は消費が目に見えて回復し、消費水準が上がると予想していることを示しています。
「中国国際放送局日本語版」2023年1月7日