義烏の貿易額が4000億元に拡大、世界経済に中国の「確実性」を注ぐ

中国網日本語版  |  2023-01-10

義烏の貿易額が4000億元に拡大、世界経済に中国の「確実性」を注ぐ。

タグ:義烏の貿易額

発信時間:2023-01-10 15:02:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 義烏空港のデータによると、中国の出入境再開の初日である8日に、フライト数がコロナ前の同期の水準に戻った。「世界の雑貨の都」と呼ばれる浙江省義烏市で、業者は海外のバイヤーから最近、義烏を訪れたいとのメッセージを受けた。義烏の業者も2023年の出国日程を組んでおり、義烏の雑貨を世界のより多くの市場に届けようとしている。


 義烏の7万5000の業者が3年間に渡り数多くの困難を乗り越え、世界各地に持続的に商品を発送した。感染症の衝撃と地政学的な影響を受ける世界経済に中国の「確実性」を注いだ。


 義烏国際商貿城は昨年12月13日に全面的な営業再開を発表した。海外の業者を迎え、市場の早急な回復を促すため、義烏は無料宿泊、倉庫保管割引、融資上限引き上げなどの政策を発表した。義烏出入境管理局の最新データによると、義烏に常駐する海外の業者は1万人を上回り、コロナ前の約7割に回復している。


 義烏税関が提供したデータによると、昨年1−11月の義烏市の貿易額は前年同期比24.1%増の4422億2000万元だった。21年は3903億1000万元、20年は3129億5000万元。これは3年間の感染拡大中に義烏の貿易額が3000億元台から4000億元台に飛躍したことを意味する。


 「世界の雑貨の都」である義烏は世界の232の国・地域と貿易を行っており、その販売額に占める輸出の割合は65%以上にのぼる。義烏の業者は7万5000にのぼり、210万社の中小・零細企業とつながりを持っている。データによると、義烏は感染拡大中に210万種超の商品を世界最大の雑貨集散センターから世界の232の国・地域に持続的に送り出した。


 中国世界貿易組織研究会の霍建国副会長は「環球時報」の取材で、「中国の整った産業チェーンと効率的な生産を支えとし、義烏は世界のスーパー、世界最大の雑貨市場として、3年間の感染拡大中に新たな発展の時期を迎えた。今年は世界の景気後退のリスクが持続的に拡大しているが、義烏は商品を引き続き世界に供給し、世界経済の早急な回復を支える」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月10日

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