ハイテク技術見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2023」が先ほど、米ラスベガスで閉幕した。多くの業界関係者は今年のCESで、中国企業がイノベーションにより発展を目指す新たなアップグレードを始めていることに注意した。中国メーカーの展示ブースはその他の製造業を強みとする国よりも人気があった。イノベーションの旺盛な活力、それを支える関連能力、市場の規模が中国の産業の優位性をさらに高め、世界のサプライチェーンにおける不可欠な重要部分としている。
中国機電産品進出口商会の石永紅副会長は取材中、「中国の機械・電力設備産業は強靭性が高く、産業チェーンが比較的整っており効率的で、大規模な生産能力を持つという総合的な強みが顕著だ。中国は2009年から現在まで、機械・電力設備輸出で世界一を維持している。現在は産業チェーンの中・上流に向かい発展を掘り下げ、自主ブランドの研究開発を重視することが産業全体の発展の流れになっている。この産業は現在、規模と質を兼ね備えた、技術、質、ブランド、サービスなどの総合的な質向上の段階を迎えている」と述べた。
BMWグループのフランク・ウェーバー開発担当取締役は特に、中国人消費者の製品イノベーションへの推進力について言及した。「中国人消費者は変化を受け入れたがり、スムーズに受け入れる。これは当社にとって大きな励みだ。イノベーションの原動力は、中国人消費者のこのような新しい物事を受け入れたがり、喜んで受け入れる特徴から得られる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月12日